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2004.12.18

古本に惹かれる

最近は、よく古本屋に行く。前は頻度は少なかったのだが、最近はやたら顔をだしている。
確かにベストセラーが安く手に入ったり結構お得なんだけど、それ以外にも古い本や美術展の古本など見るのが面白くなってきたからでもある。文学書の箱入りの本などは当時の価値を推測したり、当時のセンスを垣間見れるのが楽しい。そんな価値のある本じゃなくても、すでに絶版になったものなどを見るのも楽しい。

古本のもつにおいや、年月を経て古ぼけた装丁などが、活字として生き残った命を感じる、、、といったら大げさか。

祖母の書棚には大事にしていた吉川英二の「平家物語全集」がハードカバーで並んでいたのだが、こういった自分の大事な本をハードカバーで死ぬまで持っているってのは価値が違う。カッコええ、単純だけどそう思う。

現在と比べて、昔は本は箱入りであり貴重なものだったはず。どういう思いで、これを最初に手にした人は読んだのか、どう思ったのか、などなど考えながら書棚から本を出してみる。特に自分が好きな本ならなおさら。

ちょっと前にここでも書いたBOOK246でも・・・

古本を扱っている。新旧混在。この前行ったら、近藤紘一の「パリへ行った妻と娘」の単行本の古本があったので購入した。文庫で持っているが、発行された当時の装丁や雰囲気を感じながら読み返した。(近藤紘一のリンクは左のサイドバーに)

この前、池袋近辺の古本屋で見つけて買おうかどうか考えてしまったのはパールバックの「大地」。昭和38年と書いてあった。「大地」は高校生のころ読んで最初に中国に圧倒されたといってもいい衝撃の書なのだが、元の持ち主は、どういうふうに「大地」を読んだのかなあ。

そういえば、ゾペティ「いちげんさん」の留学生主人公も古本が好きだという設定だったね。お金がないのに東京まできて、日本文学の古本を買ってしまうという人。以前はわからなかったけど、今はわかる気がする。

故1時間「大地」を眺めた挙句、買わなくて古本屋さんすいません。結局買ったのは新書の古本二冊です・・・。

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