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2005.01.02

長い長い移動の末、ラオス国境を超え…

<この日は写真なし・・・>

夜行列車は非常に寒かった。すきま風でブルブル震えた。
7:55ウボンラチャタニー着。駅で教えてもらったとおり、#2のトラックバスでワリン広場へ。ちょうど発車するところだった次の目的地「ピブンマンハサーン」行きのトラックバスに乗り込む。二人の西洋人バックパッカーといっしょになった。彼等も同じ夜行に乗っていたようで寒かった寒かったと口々に言い合った。地元の人も寒いのでみんなジャケットを着込んでいる。
1時間ほどして、9:20到着。また乗り換える。こんどは国境のある「チョーンメック」行きだ。これもトラックバス。途中検問所が多々あり、その都度みんなはIDカード、旅行者はパスポートチェックをされる。やはり陸路の国境地帯。剣呑なところだ。

11:00すぎ、到着。
国境の周辺にあるマーケットは雑然として、なんだかカンボジア国境のアランヤプラテートを彷佛とさせるような殺伐とした印象。ここはアランヤプラテートほど「恐いなあ」という感じはないのだが。
ただ他のメコン川で隔てられたタイ-ラオス国境は2か所通ったが、ここチョンメーックはちょっと違う。やはり陸路国境なので、それなりの問題は抱えているに違いない。(あとで聞いたところによると、この国境の取締が一番厳しいらしい)

ラオスのイミグレーションでビザ取得。今年になって15人目らしい。無事入国。両替をしたら、20000キープ札がの新札来た。2年前はなかったお札だ。レートは1US$=ほぼ10000キープ、インフレが進行している。
少し待たされたりバスの人数が集まるのを待っていたので、パクセ行きのトラックバスが発車したのは12時半だった。一番最寄りの都会、パクセまでは1時間だ。

さて、ここまで順調。この先どうするかだ。私は行けるなら南部の目的地ドンデッド(ドンは島の意味)の対岸のバンナカサンまで行きたいが、もう午後。
ラオスのバスは本当に早朝にしか出ないので、とりあえずターミナルで聞いてみようと思った。だめだったら、1〜2時間のところにあるチャムパサックというところなら、バスでもあろうかと。・・・

国境からのバスはパクセのタラート・ダオファン(ダオファン市場)に到着。
私と同じ列車に乗ってきて、同じルートを考えていたドイツ人のマーティンとすぐまたトゥクトゥクでバスターミナルへ急ぐ。(急ぐといっても、乗り合いなので、また寄り道付き)
バスターミナルにつくと、バンナカサンにいくトラックバスがちょうどでるところだ。既に満員だが、東南アジアのバスに定員なんて言葉はない。乗り込ませてもらった。ラッキー。14時すぎだ。
3時間というがそれ以上かかるだろう。

とはいえ、その日は先を急いでほとんど何も食べておらず、昨晩から乗り物にずーっと乗っていた私は途中で気分がやたら悪くなり、えらいことになったのだがまあなんとか気を取り直す。ごめんよ、みんな。
バスは鶏やら野菜やらいろんなものを、あちこちの村を回って積んだりおろしたりして、色んな人を乗せたりおろしたりして、そしてまた幹線道路に戻る、これを延々と繰り返す。
道々では子供が手を振っている。のどかな風景が続く。13号線は鋪装されており、走るのには何の問題もない。

17:30。いいかげんその繰り返しにも飽き、我々も疲れてぐったり。ラオス人乗客も少なくなったころ、バンナカサンに着いた。ここからドンデッドまで渡し船で10分ほどだ。
「つかれたけど着いてよかったぜい」などと言って、マーティンはラオスのビール「ビアラオ」をすでに手にしている。いつの間に買ったんだ。
渡し船にのり、まんまるな赤い夕日がメコン川のむこうに沈むのをみながら、お互い乾杯した。ビールうまし。


・・・で、終わればいいのだけど、現実は寝床探しだ。これが現実。
このドンデッドは電気もない小さな島なので、もう真っ暗。幸い小さいところなので、川沿いに空いているバンガローを見つけた。1$。
隣のバンガローでは、今日サワナケットから着いたばかりだという二人の旅行者がギターをひいて歌を歌っていた。マーティンとその旅行者の4人でおつかれ乾杯と夕飯。
水風呂をあびた後、ギターと歌声を聞きながらろうそくの明かりの中でテラスのハンモックに揺られながら静かにビールを飲む。空を見上げたら、満天の星。みんなでろうそくも消して、黙って空を見上げる。ギターの音が気持ちいい。
しみじみ、幸福感にひたひた満たされてきた。
疲れたけれど、気分悪くなって大変だったけれど。しみじみ、ああ今日はいい日だったなあと。
旅の喜びってこんなところにあるのだ。
(1/10記 気が付いたらこの日はデジカメで何もとっていなかった。よって写真なし)

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