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2005.01.03

ドンデッド(デッド島)で

バンガローは川の上にせりだして建っているので、下の方でアヒルが鳴く声で目が覚めた。
だいたい電気がないので人は早く寝るし、そしたら早起き。それがラオス。

ラオコーヒーを飲みながら、パンをかじる。ラオスに来たなあと思う。うまい。
いまの場所は川面が見えて悪くないのだが、木が上にあってちょっと日当たりが悪い。
しばらく集落を歩くと、船着き場の向こうに西日が見える位置に日当たりのいいバンガローをみつけた。同じ値段で1つ空いているという。こっちは川にせりだしているわけでもなく、広い庭のなかにぽつんぽつんと建っており、そののどかさが気に入って、こっちに移ることにした。

午前早々からバンガローのテラスでハンモックに揺られて、昨日の疲れを癒す。
なんにも考えずぼーっとする。ちょっと本を読む。
となりのバンガローも午前中からパンツ一丁でハンモックで読書中。

午後。イングランド人とトラックをシェアして、メコン川の滝waterfallを見に行く。
メコン川はどこの場所でもたゆたう大河ではない。ラオス北部でも岩でごつごつしているところがあったり、場所によって表情は異なる。そしてこのシーパンドン=4千の島といわれるラオスの南部では川幅を広げ、中州に多くの島々を作ってまるで海のようになっている。その中州の中には、メコン川が滝になっている場所もある。ここはその中でも最大規模のものだ。
0103waterfall
このような滝の存在がかつての領主国フランスの開発をさまたげた。

東南アジア最大の瀑布群といわれるだけあって、その迫力はすごい。幅は1キロに渡り、これが川か?といわれても信じられない。
展望台なんかあって観光名所ではあるが、地元の人はそんな滝の脇の流れのゆるいところですいすいと魚の仕掛けを行い、水浴びをしていたりする。しばらく滝のそばにたたずみ、これまで見てきた(数少ないが)メコンを思い出したりしてぼんやりする。滝に流れる水に虹がかかっている。

その彼は、タドローという滝もパクセ近郊で見てきたという。すばらしかった、という。時折思うが、東洋人の比じゃなく、西洋人はとにかく滝が好きだ。なんか血がさわぐのか。(と私は推測している)

夕方戻ると昨日となりのバンガローにいた二人組(マイクとイサイ。ここ数日一緒に旅をしているだけで元は個人旅行者)が移ってきており、庭のマットレスに横になり読書をしてくつろいでいた。もう一人、オランダ人のファニーという元気で楽しい女性も加わり、4人で思い思いの場所に座り、黙って夕日がメコンに落ちるのを眺めた。夕日に染まるメコンに渡し船が行き来する。
0103sunset

4人でご飯とビアラオ。楽しい時間。
発電機は10時でストップ。静寂。つぶつぶの星が一面にひろがっている。

星空の下で私は威張って歯を磨いた。

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