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May 2006

2006.05.27

出汁の海

先月、知人のおでん博士にお祝い事があり、お知り合いの人たちでおでんやでお祝いをした。
このおでん屋、以前にも一度おでん博士たちとご一緒したことがあるのだが、雰囲気のいい大人の高級居酒屋という格好ながら、出てくるもの出てくるものがめくるめく料亭ワールド。料亭は行ったことないので想像であるが。
そしてなんと「値札なし」。私が「値段のない飲食店」に入ったのはここが初めて。あのとき、また一つ、オトナの世界に足を踏み入れた気がした。

ここのおでんは何が違うのか。出汁である。出汁。
椎茸の茎からとるお出汁が、一滴とも残さず飲み干したいほど。もちろん皿もって飲み干しましたが。(行儀悪いが、そうしないと心におさまりがつかない) 
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ふと思うと全く初めて、という味ではない。しかしこの出汁、舌が「これがうまいものなのだ」とどこかで知っているような、やっと巡り会えたような、五感の奥底で先天的にこれがうまいものと覚えているような味なんである。
そうだ、、、ひょっとしたらワタシの羊水はこの出汁だったのかもしれないね。。。(爆)

その出汁でつくられるおでん種もここオリジナルのものばかり。
おでんではあまり見かけない、かぼ丸、さつ丸とといった芋類の種(茶巾絞り)にも驚かされるが、ここでは「はんぺん」で新しい世界を感じた。そもそもワタシは西日本の人間なので「はんぺん」は東京の親戚宅の食卓に出てきた18歳の日まで接したことがなかったのである。第一印象から悪かった。
「すかすかして、だいたいこれ魚肉練り物? うまいんだかまずいんだか意味不明」、、、というわけでその後、もちろんうちでははんぺんなど食べなかったのだが、ここのはんぺんは「はんぺんの真実」を見せつけてくれる。
はんぺんは魚のすり身と卵白ととろろ。その原点を市場に出回るはんぺんはちっとも知らせてくれない。
しかし、ここのはんぺんは「嗚呼、すり身を卵白と、とろろでふわふわにした、丸いはんぺんって、うまみも食感も絶妙だのぉ」とはんぺんに誤解を抱いているワタシに「真実」を教えてくれるのであった。
ありがとう、本当のはんぺん。知らないまま人生を経てしまうところだった。
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そして岩蠣のおでん。美味出汁の中で泳ぐのはうまみ凝縮の岩蠣である。ダシと蠣が口のなかで「至福じゃ、、、」とうなる贅沢な一品。
200605konakarakaki

もうついでだから、、、心ゆくまで書きながら思い出すとしよう。。。

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銀塩カメラ

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0605/26/news011.html
ついにキヤノンも銀塩開発中止ですか。
供給中止じゃないからまだいいですが。
中古屋にならんでいた7Sはあっという間に消えていたし、早く次のカメラ買わないとなと思う今日この頃。

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2006.05.20

昭和のビルで

日比谷に「三信ビル」という昭和初期に建てられたビルがあります。
3月末までで閉鎖され壊されるということを聞き、散歩サークルで行ってきたのは3月の初め。

ほとんどのテナントが撤退してしまい、ひっそりとしたビルの中。
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建造は昭和5年(1930年)。といえば、私が好きな「放浪記」(林芙美子)が発売された年だ。芙美子はいろいろな仕事を渡り歩くが、その中に会社で事務職をするといった内容もあり、こういったビルで洋装と和装の女性が働いていたのかと思いをめぐらした。

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2006.05.14

香港で食べた(続)

今回の香港では東京友人夫婦と、在住知人夫妻(奥様が香港人)と合流。
揃って食い道楽揃いだったので、奥様によってタクシーでぐるぐるまわって繁華街から離れた地元の海鮮料理店に案内された。一体どこだったんだろう? 九龍のあたりだと言っていたけど全く不明。(笑)
200603hikaisen
繁華街でもよく見られるが、こういった水槽から食べたい魚を選び、店先でどう調理してもらいたいかを伝える。旧正月前だったからか一家勢ぞろいのテーブルばかりでしばらく待たされたが、待った甲斐あり。一番だったのが、伊勢(?)海老クリームソース。
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せっかく円卓を囲んだのに何を会話したのか覚えておらず。出される皿、出される皿、揃ってばくばく無言で食べ、ビールを呑み、話すことといったら「こりゃうまいっ」「これ、食べた?」「まだっ」等。終わったときには、テーブルは殻や骨などでぐちゃぐちゃになっており、きれいな皿が残されたのでありました。
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そしてこのテーブルクロスはビニールシート。店員さんが手早く片付けていく。旨い店はよごれているというがここもまた真理かな。
200605hktable

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2006.05.13

1年ぶりの香港で食べた

昨年2005年2月も香港へ行ったが、結局2006年1月にもまた立ち寄った。5年前は全然興味もなかった場所なのだが(笑)、嗚呼香港、楽しき香港、である。
確かにちょっと物価は高いしホテルも高いけれど、美味香港、カメラを持ってぶらぶら歩きの楽しい街。前回は旧正月後だったが今回は旧正月前で、浮き足立った街がまた楽しい。
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到着早々から小腹を満たすために街へ。
200603hkwantan
嗚呼、このぷりっとうまいワンタン、うまみ凝縮のつみれ、縮れた麺、うまいうまいうまい。ああこの味を求めておったのだよ、などと一人で呟いてしまう。

のどが渇いたらついつい立ち寄ってしまうのが、、、牛マークのこの店。
200603hkmmilk
飽きもせずまた行ってしまいました。パパイヤミルクシェイクというのが、実に美味。
レジで支払いついでに、「これ(グラス)が欲しいです」と指差しながら言ってみたら、オバちゃんが裏から新聞紙にくるんだジョッキグラスを出してくれた。
やった。買えた。

現在はウチでビールを飲むのに使っております。

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2006.05.11

イモサラがうまい店

居酒屋が好きである。酒もいいしメシもよけりゃ最高。いま住んでいるこの町は飲み屋や焼き鳥屋が多く、願ったりかなったりなのであるが、そういう自分が好きな飲み屋の基準にしているのがポテトサラダ。
実家ではよく母が業務用で作っていて私にとってはあって当然のもので見るのもいやだった時期があるが、うちでは「イモサラダ」というわけで「イモサラ」と呼ばれていた。

しかし、弁当に埋め合わせで入っているイモサラのまずいことよ! パックで売られてるイモサラのまずいこと!
というわけで外では食べない時期があったのも事実。

とはいえ、よく行く飲み屋でイモサラの味に再び目覚め、行く先々でイモサラを頼むようになった。で、再訪問するかを吟味する指針としております。
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どっちかというとイモのかたちがごろっと残って、たまねぎが入ったのが好みであります。
アー、最近のみに行ってないなー

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2006.05.06

八重山の休日

この連休、2年ぶりに八重山に行くことができた。
あまり時間がなかったものの、いつもの黒島に長居してゆるゆると過ごしてきた。だいたい、食べて寝て飲んで食べて寝て海で浮かんで飲んで食べて寝てという繰り返しだったのであるが。ここ最近はなんとなくせわしない日々が続いていたのでいい休暇だった。

とはいえ、そういうのばっかりではいかんので、黒島では夜の砂浜のウォーキングに参加してみた。しばらく歩いて砂浜に出たとき、砂浜が光を持っているかのように暗闇に浮かび上がるさまは美しかった。
ここは川がないので赤土が混じらず、砂浜が真っ白いままなのだという。黒島は夜も暗いのでさらに砂浜の白さが際立つらしい。

八重山はもう初夏のようだった。あまり写真はとらなかったのだけれど、ちょっとだけ竹富島の写真を。
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200605taketomi
竹富島のこの道は花が咲き乱れてとても美しかった。

路傍に咲くこういう花たちも美しい。八重山ならでは。
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さあ、GWまだ残ってはいるけれど夏休みまでハードな日々が続きそうです。

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