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2006.07.28

バッタンバンと旅の方法と

8時半のバスでバッタンバンへいく。バスターミナル近くの中華料理屋でヌードルを食べたが、高値でどうもツーリスト価格だったようだ。路上で赤い餅米とキビ(黄色いお米みたいなもの)にココナッツをふりかけた、ごはんともおやつともつかないものを買い求めてバスの中で食べる事にした。
バスは定刻通りに発車した。
騒がしい町を通り抜け、国道へ出る。国道5号線も整備されており、これだと定刻通り着くなと思いながら私はあっというまに眠ってしまった。
喉はあまりよくないが、移動しているほうが気分的には楽だ。
12時前に国道沿いの食堂で昼ご飯と相成った。少し高めではあるが、味はまあまあだった。
カンボジアでは食堂に入ると、氷入りのコップが出されるが、客は一度水などで氷を洗ってからお茶等を注いでいる。私も見よう見まねで同じ事をやるが、不思議とこの旅では氷絡みのお腹を壊すことがない。今までは氷を食べた後(かき氷とか)は必ずお腹が緩くなっていたものだが、カンボジアの氷の質が上がっているのか? そういえば氷屋はたくさん見てきた。
同じバスに乗っていたもう一人の外国人が話し掛けてきた。年は四十ぐらいだろうか。時間があったのでいろいろ話をした。彼はずっとアジア地域に住み最近まで中国で英語教師をやってきたが、カンボジアで仕事したいと思ってやってきたそうだ。だがプノンペンは「ガイジンがやたら多くて仕事なんかないね」ということであった。
こういうガイジンはかなり、多い。そういう人生をおくってみたい私なんかは、「ちっくしょー英語がはなせるから人生フレキシブルでいいよなーっ」(羨)と思ってしまうのであるが。
しかし彼からは、タイ語圏の人の英語の癖を教えてもらったりとなかなか有意義な話しが出来たのはよかった。

バスの社内ではだいたいVCDがかかっている。初めはくだらない女の子3人組の踊りと歌だったが、パリスヒルトン並みにやる気がない、ゆらゆらした踊りで楽しく無さげである。でもこの映像は別のところでも見たので、はやっているグループなのかもしれない。
くだらない踊りが終わり、コメディ番組に変わると乗客は大笑い、大歓声。何気なく見ていたが、わかりやすいコメディだ。見ながら気が付いたのだが、この番組は視聴者も出演者も全く同じ椅子、アジア地域で食堂などに使われているプラスチックの椅子に座っている。テレビの現場も、日常品なのである。

1時過ぎにはバッタンバンについた。
いっしょに乗っていたスティーブと客引きをふりきりながらだらだらと町の方角へ歩きはじめた。まだ陽も高く、町も小さいので適当にホテルを何件かみて決めようと思っていたため、客引きは面倒くさい。
スティーブは道ぞいの家具屋に入ったり、私は路上の屋台を眺めたりと時間をつぶしながらダラダラと進んだ。しかし、こいつらはバイクの速度を落としてゆるゆるとついてくるのだな。
スティーブは客引きが嫌なようで、ぶつぶつと文句を言っている。
喉がかわいたのでとりあえず、市場の中でコーヒーを飲むことにした。
私が客引きをけむにまきたいときはそのへんでお茶を飲むという手段に出るのだが、全く同じ事をスティーブが提案してきたのに、私は少なからず衝撃を受けた。
私の旅の方法は、どうも「オヤジ臭い」のではないかという危惧である。。。

市場のなかでアイスコーヒーを飲みながら、店の女の子からスティーブは安宿の場所を聞き出した。大通りを渡った角だったので、みつけやすかった。
ゴールデンパロットというホテルで角にあるので見晴しはよいがちょっと古い。ただ便利なのでそこにした。廊下にはカンボジアではどこでも見る「No.1」の広告が貼ってあったりと「ちょっと如何わしい」臭いのするところである。
No.1とは、コンドームのブランド。2階の廊下にいは箱ごと捨ててあったりと、まあ、安宿だけにそういうことにも使われているようであった。

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