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August 2007

2007.08.12

アイスクリームと氷文化

ハンガリーにおいては酷暑で500人が亡くなったというが、本当に暑いバルカン旅だった。日中気温38度39度、夜になっても30度という毎日だった。なんとかやりすごせるのは湿度が低いからだろうか。
そんな暑い夏のバルカンはアイスクリーム屋台だらけである。こんなにアイスクリームを食べている地域は初めてだ。バルカン半島の人たちはとにかくアイスクリームが好きらしい。

沿岸のリゾート地域で多いのはちゃんとしたアイスクリーム屋である。
ハーゲンダッツの路面店と思ってくれればいい。レストランの軒先でやっていることもあるが、専門店も多い。
200708_ice
昼間もにぎわっているが一番にぎわうのが夜。
夕涼みに出てきた人たちが楽しそうにアイスクリームを選びなめながらそぞろ歩く。老若男女問わず楽しそうである。なんともほほえましい光景である。
こっちもつられてアイスクリームを食べながら夜の港で涼しい風に当たるのだった。

一方、観光地ではないベオグラード(セルビア)の一番の繁華街、クネズ・ミハイロ通の歩行者天国、その先に続くカレメグダン公園では5メートルおきぐらいの近距離でアイスキャンデーボックスの屋台がわんさと出ていた。
コンビニなどにあるアイスキャンデーの冷蔵庫がそのまま外に出しているものと思っていただければよい。
売っているのは「パッケージ入りアイスキャンデー」で庶民的である。
これが5メートルおきに出ているのだから商売敵が多すぎるんじゃないかと思うのだが、売り子のオヤジやオバサンは編み物したり新聞みたりラジオ聞いたりしてのどかなもんである。
昼は人も少ないが(暑いから)、夜は人でごった返す繁華街と公園。アイスや茹でとうもろこし、ポップコーン(なぜかセルビアではポップコーンが多かった)を食べたりと忙しくて楽しそうなのだった。


ふと考えると、私の国であるJAPONも、私がよく行くタイも暑い国である。
バルカンでは暑いからアイスクリームを食べたくなるのだろうが、同じ暑いなら東南アジアでこんなにアイスクリームを食っているか?
それは否である。


東南アジアでは「氷菓子」系が主流になる。
ベトナムだとチェーという緑豆カキ氷に代表される氷菓子系充実。
カンボジアやタイで私がしょっちゅう腹をこわしているのも、「氷アズキ」を発見してはガツガツ食べているからであろう。氷が主体ではないが、ダンゴや寒天に氷を混ぜることが多い。(もっとも最近は氷の質が上がっているのか、腹下しはめったにない)
日本も氷文化なのだろう。そんなにカキ氷なんか食わない!といわれるかもしれないが、一口にアイスといっても体が欲しているのは「ガリガリ君」や「チューチュー」みたいな氷菓子系が中心ではなかろうか。先週のクソ暑さに負けて、向かいの美人が「ガリガリ君」を食べていた時、確信しましたね。


同じ暑いところでもクリーム系と氷系の違い。
この要因は湿度の違いだろうかと思われる。

湿度が高いところではアイスクリームは食後さっぱり感が欠ける。水を多々飲まなければいけない。氷菓子は水分補給にも重要なポイントなのだ。

湿度が低いところではカキ氷ではタダの水であり、コクが欠ける。物足りない。ゆえにクリーム系、アイスクリームを食べる。

暑い地域の2つの考察である。
しかし「スイカが好き」なのは同じなのだった。スイカは水分補給にちょうどよいのだろうか。
200708_suika
民宿に泊まると時折スイカをもらった。テラスのぶどう棚の下で食べると、日本で味わうスイカと全く違う味がするのはなぜだろう。

に、してもあちいなあ。アイスよりも氷がいいと思う暑さ厳しき日本。

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