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September 2007

2007.09.30

サラエボでturkish coffee

朝9時にクロアチアのザグレブを列車で出発し、ボスニアヘルツェゴビナのサラエボに到着したのは午後7時半ぐらいだった。ようやく夕暮れという時間帯だ。
町の繁華街まで30分ほど、ザックを背負って歩く。
知らない町を歩くのは、方角さえ分かっていればなんとかなる。報道や本で読んだホリディイン。銃弾跡が残るアパートの壁。いくつも本を読んだり、映画を見たり。私のここ数年の「彼の地」に、ついにきたのだ。

紹介されたSobe(民宿)に荷物を置いて日が落ちた、でもにぎやかな町を歩いた。.この地域の人たちは、夏のそぞろ歩きが好きらしい。
しばらくあてもなくぶらぶらと彼らに混じって歩きながら、ザグレブとは、たしかな匂いの違いを感じた。これがバルカンなのか。なんだか大陸に近づいたような、そんな大らかな、ちょっと楽しそうな匂いがする。

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やはり珈琲も大陸に近い。クロアチアではみたことがない、トルコ珈琲を、石畳の風情残るバシチャルシャで。
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この旅行から帰ってきてあっという間にもう2ヶ月もたってしまった。
ここ数年念願のようやくバルカン半島に行けたこと、本当に気が済んだという感じだ。しかし、帰国してから写真や画像の整理もぜんぜんできていないことに気がつき、確かに忙しかったのは事実だが一体何をしていたのか、自問自答して振り返る夏の終わり。

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ミャンマー情勢

ミャンマーが悲惨なことになっている。
行ったのは99年で、今考えると民主化勢力が押さえつけられ数年たち、国民も平穏に(黙っているしかない、ということか)暮らしているようで、旅行者にとっては穏やかで楽しい、おせっかいな、でも親切な人たちに接することができて楽しい旅行ができた国だったのではないだろうか。少なくとも私にはそう思えた。

あの後、いろんなところに行って楽しいこともたくさんあったけれど、やっぱり「ベスト」をあげるとしたら、私のミャンマー旅はベスト3に入る。

ここ数ヶ月、久しぶりに行きたいなあと思い、来年休みを取って行こうと思っていたところにこの一連の市民蜂起から弾圧まで起きてしまった。そして至近距離で軍に射殺されたジャーナリスト。

これは推測にすぎないが、、、
ミャンマーでは尊敬されている、心の支えである僧侶たちが立ち上がったことで市民は大きく勇気付けられたのではないかなと思う。それで大勢の市民が連鎖、これで情勢は変わるのではないかという大きな期待と連帯を持って立ち上がったのだと思う。
しかし、社会主義の壁が落ちたようにこの国はそう簡単に変わりはしないだろうというのも残念な話だ。。。

あのなんのためらいもなく同じ市民を弾圧できる軍隊、軍事国家ゆえの悲しさを感じた。そしてこの国が、どんなに市民が望んでも代わらないのもここにあるのかと思った。

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2007.09.15

思い立って大井川鉄道

とある初秋の日曜日のことだった。「電車乗りたい。中央線じゃなくて、ガタゴトいう、ローカルで、古くて、ひなびた電車に乗りたいのだ。」 本能的に電車に乗りたいと思い続けていたらしい。
早朝の新幹線にのり、乗車を目指したのは静岡にある「大井川鉄道」。一日数本走って、マニアが集まるらしいSLなんかどうでもいい。私は、ひなびた電車に乗りたかっただけなのだ。

予想通りのひなびた電車。知人にいわせりゃ、車両が洗ってもなくて状態が悪い、らしいが、まあいいじゃないか。でも確かに広島市内電車より圧倒的に汚いのは事実だ。今度の雨のときにでも洗ってやってほしい。
通り抜ける駅はほとんど集落がつながっている。垣根なし。どこからでも入って来れそうだ。
窓から外を眺めつつ、車内にいる「鉄男」たちを観察するが、はたからみれば私も同じなのであろう。しかし、静岡の客人も駅員も暖かである。明らかによそものの私に、ふつうに話しかけてくる。
静岡に降り立つと平野が広くてすーっとする感じが、時折あるのだが、人もおんなじようにおおらかなのかな、などと人のいいことを考えながら私はアプト式の電車で終点を目指す。

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2007.09.12

いちじくパフェ

夏休みを終えた8月はずっと忙しかった。暑さに加えて仕事が忙しかったのは想定外だったが、自分にしてはなかなか新しい観点が広がった仕事だったのでよしとする。しかしふと気がつけば、東欧の写真も記録も整理できないまま、夏も終わりつつある。まだ暑いが果物はスイカからイチジクへ。暑さゆえに夜中鳴いていたうるさいセミもいなくなった。
休みをとってぶらっとなつかしい土地を散歩。ついでにイチジクパフェを堪能。
200709ichijiku

次のぶどうが待ち遠しい。

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